11.武藤一羊の英文精読
¥ 46,000 - ¥ 56,000
●2022年6月~2023年1月
●原則として隔週水曜日 19:00~21:00
●全15回
●定員15名
●開催形式:対面(PARC自由学校教室)またはオンライン(zoom)の選択制
※本講座は、PARC自由学校教室とオンライン、どちらの方法でもご参加いただけます。ご事情に応じて、受講方法を適宜切り替えていただくことも可能です。感染症の状況により、教室開催が困難な場合には、事態が収束するまでオンライン参加のみとする可能性があります。
※オンライン参加の方はなるべくカメラ・マイクをおつなぎください。議論をしながらテーマについて深めていきます。
●受講料:46,000円
※初めて自由学校連続講座を受講される方は別途入学金10,000円が必要となります。
《申し込み方法》
下記にて【連続講座受講経験】を選択し「申し込みリストに追加する」ボタンを押した後、ページ右上のカートアイコンをクリックすると申し込み画面に進みます。
※講座の詳細は、お申し込み・入金まで完了された方に開講日2週間前頃になりましたらご案内いたします。
※当日参加が前提ですが、後日の録画共有も予定しています。ただし、講師の事情等によって録画の一部または全部の共有ができない場合もありますことをあらかじめご了承ください。
●講師:
武藤一羊(ピープルズ・プラン研究所 運営委員)
○プロフィール:
1931年生まれ。「ベトナムに平和を!市民連合」での活動を経て、1969年に英文雑誌『AMPO』の創設メンバーとして日本の情勢を世界の知識人に発信する。1973年鶴見良行、北沢洋子などとともに「アジア太平洋資料センター(PARC)」を設立、1996年まで代表を務める。1998年「ピープルズ・プラン研究所」を設立。社会評論家としてノーム・チョムスキーなどの知識人と国際的な親交をもつ。1983-2000年、ニューヨーク州立大で期間教員を務める。
○主著:
『戦後レジームと憲法平和主義─〈帝国継承〉の柱に斧を』れんが書房新社 2016/『潜在的核保有と戦後国家─フクシマ地点からの総括』社会評論社 2011/『アメリカ帝国と戦後日本国家の解体 新日米同盟への抵抗線』社会評論社 2006
○共訳書:
ジャイ・セン他『世界社会フォーラム 帝国への挑戦』 作品社 2005
○講師からのメッセージ:
今年はこういうすごい本に喰い付いて見ることにします。グレーバーはいま人気のアナキスト人類学者、惜しいことに2020年に亡くなってしまいましたが、この彼が、考古学者のウエングロウとの長年の討論のなかで、人類というものの近代の自己認識、段階的発展史観、が出発点からして間違っていたのではないか、という見解に達し、ともに書き上げたのがこの書物であるようです。誤りの出発点は農業革命以前の人類の文明についての認識。人新世のなかで〈人類文明〉の全体が問われているまさにいまのための労作です。学術論文の文体ではないので、読みやすいが、500ページ余の分量。新しい読み方を工夫してみましょう。
●テキスト:
David Graeber & David Wengrow, "The Dawn of Everything : A New History of Humanity", Random House, U.K. 2021
(デヴィッド・グレーバー、デヴィッド・ウエングロウ著『万物の夜明けー新しい人類史』)
(※テキストは事前に各自でご購入ください。)
○テキスト著者:マイケル・ハート/アントニオ・ネグリ
アントニオ・ネグリは1933年生まれのイタリアの政治哲学者。マイケル・ハートは1960年生まれのアメリカの政治哲学者。『帝国』(2000年)、『マルチチュード』(2004年)、『コモンウェルス』(2009年)の三部作などの共著で知られる。
◎こんな人におすすめ!
・一冊の本を深く読み込む力を身につけたい方
・グローバル化した資本主義の先の未来について考察・議論してみたい方
◎クラスの進め方
各回の予習箇所について、参加者がそれぞれ約1ページずつ、文章を訳していきます(挙手制)。そして、テキストの内容に関するディスカッションを日本語で講師と参加者で行います。英文の読解力を高めたい人にピッタリのクラスです。武藤一羊さんの鋭いコメントも魅力の一つ。
●日程:
第1回:6/15
第2回:6/29
第3回:7/13
第4回:7/27
第5回:8/24
第6回:9/7
第7回:9/21
第8回:10/5
第9回:10/19
第10回:11/2
第11回:11/16
第12回:11/30
第13回:12/14
第14回:1/11
第15回:1/25