TEL:03-5209-3455 / office@parc-jp.org
- 講座一覧
- 01オンライン講座:フィアレス・シティへの道
- 02ハイブリッド講座:平和のための「紛争」論
- 03ハイブリッド:当事者と/当事者として考えるパレスチナ問題
- 04オンライン読書ゼミ:ガンディーの言葉から学ぶ
- 05オンライン講座:コモンズとしての食
- 06ハイブリッド講座:それぞれのアイヌ語を受け継ぐ
- 07オンライン英語ゼミ:武藤一羊の英文精読
- 08英会話Let's talk about the world
- 09オンライン講座:世界のニュースから国際情勢を読み解こう
- 10対面講座:鎌田慧・ルポルタージュと文学の現場から
- 11対面講座:<たね>からはじまる無肥料自然栽培
- 12対面講座:ビオダンサ:今、ここに、いのちの灯をともす
- 13対面講座:表現することは生きること
- …
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10. 鎌田慧・ルポルタージュと文学の現場から
●全4回+オプション ●受講料:21,000円~29,000円
※オプションについては満席になりました。講座のみの受講は引き続き募集中です。
10.鎌田慧・ルポルタージュと文学の現場から
¥ 21,000 - ¥ 39,000
現代社会の矛盾と痛苦を、高みからではなく、同じ時代に生きる人間として、切れば血が噴き出るような文章で描き続けてきたルポライター・鎌田慧さんのシリーズ。その著作をご本人とともにひもときながら、日本社会の消された声、声なき声を浮かび上がらせます。選択する選択する数量近日公開わたしたちは何を切り捨て、何を忘れながら生きてきたのでしょうか。現代社会の矛盾と痛苦を、高みからではなく、同じ時代に生きる人間として、切れば血が噴き出るような文章で描き続けてきたルポライター・鎌田慧さんのシリーズ。好評につき第2弾の企画。今回は文学、評伝というジャンルにも幅を広げ、ルポルタージュが持つ繊細かつ豊饒な世界を、フィールドワークを交えてたどります。作品の案内人・聴き手を務めるのは、ジャーナリストの永田浩三さん。毎回、鎌田さんの著作をひもときながら、日本社会の消された声、声なき声を浮かび上がらせます。
●2024年6月~8月/オプション回 9~10月 ●木曜日19:00~21:00 ●全4回+オプション
●定員:30名(オプションは20名限定)
●開催形式:対面(千代田区内(予定)ほか)
受講料●講義(全4回)のみ:21,000円
●講義(全4回)+オプション:29,000円 ※オプションは満席になりましたので締め切りました。
※初めて自由学校連続講座を受講される方は別途入学金10,000円が必要となります
※オプションのみの参加はできません
※フィールドワークなど、出かける回は現地への交通費・食費・実費などが別途かかります
●申し込み方法
上記の「選択する【受講料および入学金】」、「選択する【オプション】」を選択し「申し込む」ボタンを押すと申し込み画面に進みます。
※講座の詳細は、お申し込み・入金まで完了された方に開講日2週間前頃になりましたらご案内いたします
※当日参加が前提ですが、後日の録画共有も予定しています。ただし、講師の事情ならびに運営上の都合等によって録画の一部または全部の共有ができない場合もありますことをあらかじめご了承ください。
●講師:鎌田 慧(ルポライター)
1938年青森県生まれ。新聞記者、雑誌編集者を経て、1968年よりフリーのルポライター。著書は150冊を超える。主著に『自動車絶望工場』『六ヶ所村の記録―核燃料サイクル基地の素顔』(毎日出版文化賞受賞)『狭山事件の真実』など。2017年には「朝日新聞」青森版の聞き書き連載をもとに『声なき人々の戦後史』(聞き手:出河雅彦、上下巻、藤原書店)が刊行された。
○メッセージ
PARCの講座は、昔、武藤一羊さん、花崎皋平さん、吉川勇一さんなどが活躍されていた頃、何度か伺ったことがあったのですが、80半ばを過ぎて、また出向くようになるとは、想像外でした。永田浩三さんの勤勉さに感嘆させられての二度目のお勤めです。昔書いたことが現代に通用するかどうかの確認というか、実験です。
●コーディネーター:永田浩三(武蔵大学教授/ジャーナリスト)
1954年大阪府生まれ。1977年NHK入社。ディレクターとして教養・ドキュメンタリー番組を担当。プロデューサーとして『クローズアップ現代』『NHKスペシャル』『ETV2001』等を制作。2009年から武蔵大学社会学部教授。著書に『ヒロシマを伝える 詩画人・四國五郎と原爆の表現者たち』『奄美の奇跡』など。ドキュメンタリー映画『闇に消されてなるものか』『命かじり』など。現在『原爆と俳句』(仮題)を執筆中。
○メッセージ
わたしはテレビのドキュメンタリーの世界に身を置いてきました。日本のジャーナリズムの世界を引っ張って来られた鎌田慧さんに、物書きとしての事始めから今日まで、フィールドワークを含め直接お話していただくことは、なんて幸せなことでしょう。この貴重な機会にしっかり学びたいと思います。
●プログラム
6/13
『逃げる民』―出稼ぎ労働者を農村から見る、都会から見る
不況になると農村の工場は潰れ、都会では出稼ぎ者が真っ先に切り捨てられる。ひとりの労働者として、出稼ぎ労働者と寝食を共にしながら見えてきたものは何か。出稼ぎは農村の地域を家族をどう変えたのか。
【参考文献】鎌田慧『逃げる民 出稼ぎ労働者』日本評論社 1976 ほか
6/27
永山則夫を読む
網走で生まれ津軽で育った永山則夫。連続射殺事件を起こした。このたび『永山則夫小説集成』が完結した。貧困、DV、自殺未遂、密航、窃盗・・・。永山は自身の小説を「生きざまさらし」と言った。第1作の『木橋』や大阪での日々をテーマにした『異水』、長編詩『螺旋(らせん)』などを読み解く。
【参考文献】『永山則夫小説集成』(全2巻)共和国 2023 ほか
7/11
『国鉄処分』そして今
日本の社会を根底から変えた国鉄の分割・民営化とは何だったのか。JRができる前後にどのような理不尽が闇に葬られたのか。その実態にふたたび光を当て、今もJRで進行する問題についても考える。
【参考文献】鎌田慧『国鉄処分 JRの内幕』講談社文庫 1989 ほか
8/1
反骨のジャーナリスト・鈴木東民
讀賣新聞の外報部長として反ナチスの論陣を張るが、危険視されて休職に追い込まれた。敗戦とともに復帰。正力松太郎らの戦争責任の追及のため、讀賣争議の委員長を務めた。その後は、岩手県釜石市の市長を3期務める。東民の反骨と挫折に光を当てる。
【参考文献】鎌田慧『反骨 鈴木東民の生涯』講談社文庫 1992 ほか
●【オプションで参加可能!】 フィールドワーク+事前レクチャー ※満席になりましたので締め切りました。
●定員:先着20名限定 ※フィールドワークに参加される方は、事前レクチャーに必ずご参加ください。
9/26(木)19:00~21:00
事前レクチャー
ゲスト講師 高城 順(部落解放同盟東京都連合会品川支部長)
10/04(金)8:00~15:30(予定)
【フィールドワーク:東京都港区】食肉市場・芝浦と場を訪れる
日本の食肉の歴史を支えてきた屠場。いわれなき職業差別、部落差別にさらされながら、合理化の波に抗して、卓越した解体のわざとネットワークを保ち続ける労働者たちの世界を知る。品川駅に近接する食肉工場の現場を訪ねるフィールドワーク。
【参考文献】鎌田慧『ドキュメント屠場』岩波新書 1998 ほか
〈PARC自由学校での感染症対策について〉
〇対面開催の講座については、感染症の状況により、講座日程の延期や中止、あるいはプログラムの一部変更の可能性がございます。
〇講座開催時の感染症の状況に応じて、参加者間の間隔確保や換気、消毒、飛沫拡散防止など必要な対策を行います。またご参加の皆様にはマスクの着用や消毒、検温のご協力のお願いをする場合がございます。
〇感染予防のため、発熱やせきなどの症状がある場合、体調不良の場合にはご参加をご遠慮ください。
特定非営利活動法人
アジア太平洋資料センター(PARC)自由学校
〒101-0063
東京都千代田区神田淡路町1-7-11
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