【特別オープン講座】金平茂紀さん「現代日本政治のなかの記録:公文書問題を中心に」

【特別オープン講座】金平茂紀さん「現代日本政治のなかの記録:公文書問題を中心に」

¥ 2,000
森友学園への国有地売却をめぐる財務省の公文書改ざん問題では、改ざんを強いられた近畿財務局の赤木俊夫さんが自死に追い込まれた。国土交通省の統計不正、「桜を見る会」での記録廃棄…。政府によるずさんな管理の例が後を絶たない。なぜ政府はここまで堕ちてしまったのか。
近年多発する問題の構造と政治の問題について、第一線で活躍するジャーナリストの金平茂紀さんにお話しいただきます。

●講師:金平茂紀(ジャーナリスト)
●2022/5/20(金)19:00~21:00 (予定)
●開催形式:オンライン(zoom)
●受講料:2,000円

※詳しい参加方法は、お申し込み・入金まで完了された方に、開催日前日までにご案内いたします。
※この講座は、【PARC50周年記念講座】『市民活動をアーカイブする:記憶と記録の継承・活用のために』の特別オープン講座として開催いたします。

◎協力:立教大学共生社会研究センター
立教大学共生社会研究センターは国内外の多種多様な市民活動の記録を収集・保管・公開するアーカイブズ。所蔵資料には1960年代・70年代を中心とした市民活動の一次資料やミニコミ類に加えて、海外の市民活動資料や市民活動と深く関わった鶴見良行氏・宇井純氏の研究資料など。

《申し込み方法》
下記にて「申し込みリストに追加する」ボタンを押した後、ページ右上のカートアイコンをクリックすると申し込み画面に進みます。
参加リンクを送る手続上、申し込み及び入金は当日の15時までに完了していただくようお願いいたします。それ以降のお申し込み・ご入金の場合は開催までにリンクをお送りできない場合がありますのであらかじめご了承ください。
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詳細情報

【特別オープン講座】金平茂紀さん「現代日本政治のなかの記録:公文書問題を中心に」は、【PARC50周年記念講座】『市民活動をアーカイブする:記憶と記録の継承・活用のために』の一環として開催します。

講座全体の詳細は以下の講座タイトルをクリックしてご覧ください。

 

【PARC50周年記念講座】『市民活動をアーカイブする:記憶と記録の継承・活用のために』

 

「情報は民主主義の血液」と言われますが、現実には日本政府による「公文書改ざん」や各種の記録廃棄が行われ、世界では戦争や選挙戦におけるフェイクニュースや歴史修正主義的な言説がインターネットを通じて大拡散される時代になりました。私たちは情報や歴史とどう向き合い、どういう立ち位置から世界を見つめていけばいいのでしょう。
一つのヒントは、多岐にわたる市民活動の記録と記憶の蓄積にあります。市民活動の成果はすぐに表れるものではありませんが、10~30年というスパンで軌跡を振り返った時、実は望んでいた社会へと軌道を変えるインパクトを及ぼしたとわかることもあります。またかつての反戦運動や消費者運動、労働運動等のゆたかな実践は、現在に活かせる原則と方法論を私たちに教えてくれます。さらには市民活動を担う人たち自身が、組織の意義に気づき、仲間を増やし発信力を高めるようエンパワメントされることにもつながります。国家や企業によらない、市民の目線での活動記録をアーカイブ化し、社会に向け可視化することは、これまで以上に重要です。
この講座では、市民活動のアーカイブ化の重要性を広く講義編で学び、実践編では、アーカイブ化の方法を実際に手を動かしながら習得していきます。市民活動の実践者はもちろん、アーカイブの方法に関心のある方向けの実践講座です。

 

●講座コーディネーター

高木恒一(立教大学社会学部教授/共生社会研究センター長)

 

○プロフィール:
専門は都市社会学。都市政策や都市の市民・住民運動について研究する一方、共生社会研究センターの運営にも携わる。主著に『都市住宅政策と社会―空間構造:東京圏を事例として』(立教大学出版会 2012)。